PRODUCTS製品案内

バケットコンベヤーBACKET CONVEYOR

バケット内に材料を充填し、静置した状態で垂直方向へ搬送

  • 垂直搬送時、搬送材料に過度な外力が加わらない。
  • 垂直搬送の小~大容量処理に対応。
  • 対象材料やレイアウトに応じて遠心排出型・完全排出型の選定が可能。

標準対応

  • 連続処理
  • 乾式対応製品

製品概要

垂直方向への搬送を対象とした機種です。ケーシング内の上下2ヶのプーリーがベルトでループ連結されており、ベルト表面にはバケットが固定されています。下部の材料供給口でバケットにすくい上げられた材料は、上部プーリーの反転部でシュート側へ排出されます。材料は、バケット内に静置充填されて垂直搬送するので、過度な外力が加わりません。

1. バケット(SUS製+帆布ベルト)

2. 屋外仕様(遠心排出型)

1. 当社バケットコンベヤーは、帆布ベルトにSUS製バケットをボルト固定しています。ベルトやバケットの各種材質の選定が可能です。

2. 屋外仕様バケットコンベヤー
風雨対策として、気密式ケーシングや屋外用モータを採用します。遠心排出方式を採用し、搬送速度は60m/minとなります。

バケットコンベヤーは搬送材料の物性(粒径・嵩密度・形状)によって、バケット内の充填容量と搬送速度を決定します。
バケットの充填率は、材料物性によって異なりますが50~70%となります。バケットの搬送速度によって、排出方式が異なります。

【遠心排出型】
左図は、比較的高速でバケットを搬送し、頂部反転時に遠心力でバケット内の材料を排出する方式です。当社バケットコンベヤーの標準機は、遠心排出型となります。搬送速度は50~90m/minとなります。

【完全排出型】
右図は、低速でバケットを搬送し、頂部でバケットを180°反転させて材料をシュート上に排出する方式です。頂部の反転プーリー下方には、ケーシング側からベルトを保持するサイドローラが配置され、下方のバケットに材料が堆積しないようシュートがオーバーハングした構造となります。搬送速度は~50m/minとなります。

オプション対応

乾式 / 湿式 / 熱 / ガス / 材質

搬送対象に応じて、バケット摩耗・付着対策を目的とした各種材質に対応します。
また、搬送荷重を考慮したベルト材質・プライ数を選定します。
ケーシング及び投入・排出ラインを気密構造としてガス雰囲気置換が可能です。置換ガスは微陽圧として、パージします。
コンベヤー前後ラインは、同雰囲気・同圧として連結します。

※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。

シリーズ

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型式 ベルト幅(mm) 電動機(kw) 外形寸法(mm)
機長 L 機幅 W 全高 H
TN-150 150 *レイアウトや搬送材料の物性により都度、設計製作となります。
*仕様検討にあたり、材料物性(粒度・形状・嵩密度)や搬送量などをご提示頂きます。
TN-200 200
TN-300 300

 

※上記型式以外にも各種ラインアップを揃えています。

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