最終工程で、専用缶や袋に小分け計量充填させた製品は大型ダンボールなどに積載されて出荷されますが、輸送箱の補強としてフィルムやPPバンドなどで結束します。通常、これらの作業は人手で行われています。

シャトル炉や台車炉では、材料を充填した焼成容器を炉や付帯装置に積上げと荷下ろしを行う必要があります。煩雑な生産ラインでは、これら作業が人手で行われ労務負担となるケースが多々見受けられます。

医薬原体の顆粒剤に、経口改善のためメントールなどを噴霧含浸させますが、含浸工程において顆粒の粉化や破壊、ダマ化を防止することが重要となります。

インスタントココアなどに使用されるカカオマスは、嗜好改善のためフレーバーを噴霧添加して香り付けを行います。カカオマス粉末に、定量的にスプレー噴霧を行いダマ化を防止しながら連続混合する必要があります。

ペットボトルのお茶は、全国各地から集めた茶葉を特定の工場・装置で熱処理を行い香りのバラツキを抑えます。大容量茶葉を均一に熱処理する必要があります。