PRODUCTS製品案内
エキセンタンブラーECCENTRIC TUMBLER
分割チャンバーへ正逆回転によって材料を供給し偏心運動で連続混合
- スパイラル羽根で分割されたチャンバーに材料を任意滞留させ混合を促進。
- 正逆回転により、材料の供給とチャンバー間を移送し連続混合に対応。
- 偏心した混合シェル配置によって、チャンバー内の材料挙動を活発化。
- 混合中の噴霧添加や加湿、熱処理やガス反応に対応可能。
標準対応
- 連続式
- 乾式対応製品
- インバータ
可変速
製品概要
エキセンタンブラーは、混合シェル内部を逆リードのスパイラル羽根によって複数のチャンバーに分割した構造となっています。傾動するコモンベッド上の転輪に、大タイヤと連結された混合シェルが配置されています。大タイヤの中心に対して、混合シェルの中心は偏心して連結されています。大タイヤが回転すると混合シェルは偏心回転を行い、シェル内の材料は活発に流動します。材料の供給は、混合シェルを正回転させ側面から行います。チャンバーを分割するスパイラル羽根は逆リードで交互配置されているので、供給された材料は逆リードの羽根位置で停滞し、回転による混合が促進されます。一定時間混合した後、シェルを逆回転させて材料を下流の隣室へ移送します。その後、再び正回転させて材料供給を行います。この正逆回転の繰り返しによって、連続的に材料を混合しながら排出を行います。
●シェル回転挙動による混合につき、材料に過度な外力が加わらず粒子破壊が発生しません。
●正逆転時間を任意に調整して、長時間対流を行うことが可能です。
●投入口や排出口からノズルを導入して、液剤の噴霧や滴下による調湿やガス反応などの操作が可能です。
【シェル偏心】 転輪上で回転する大タイヤ中心と、大タイヤに連結された混合シェル中心は距離Lxで偏心しています。大タイヤが回転すると混合シェルは偏心回転を行い、材料挙動を活性化させます。材料の投入口と排出口は大タイヤ中心に配置されているので、シュートの連結が可能です。
【シェル構造】 正回転させて材料を供給すると、材料は赤色羽根位置まで移動し停滞状態で混合が促進されます。次に逆転を行い左隣の緑色羽根位置まで材料を移送します。その後、再度正転を行って材料を供給し赤色羽根位置で混合を行います。この正逆転の繰り返しで材料の供給・混合・排出を行います。
用途
電子素材
スプレー顆粒材表面へ微量添加剤のコーティング
化学素材
高電圧ケーブル被覆材への高分子ポリマー混合
オプション対応
■ 乾式 / ■ 湿式 / ■ 熱 / ■ ガス / ■ 材質
混合中に、チャンバー内の材料滑落斜面に向かって液体の噴霧が可能です。 噴霧液の特性(温度、粘性、揮発性)や噴霧量をご提示頂き対応致します。 |
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材料の粒径や形状により、開口率やスクリーン目開きサイズを決定します。 シェル排出口部にトロンメルを連結し、排出回転によって網上下の分級と分別排出が可能です。 |
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混合シェルに打撃を与えて、シェル内壁の付着を防止することが可能です。 ハンマリング機構を固定フレームに設置し、間欠作動させます。 |
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混合槽を気密構造としてガス雰囲気置換が可能です。置換ガスは微陽圧として、パージします。 混合槽の前後ラインは、同雰囲気・同圧として連結します。 |
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混合中の材料加熱を目的として、外付け加熱装置の製作に対応します。 材料温度をご提示頂き、熱風装置や電熱ヒーターを設計します。伝熱効率から、短時間での熱処理は対応出来ません。 |
※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。