PRODUCTS製品案内
遠赤外線振動乾燥機VIBRO-CONVEYOR FIR DRYER
上部ケーシング内に発熱体を装着し、振動搬送を行いながら材料を連続加熱・乾燥
- 振動による材料の流動化により、効率の良い連続加熱が可能。
- 振動搬送により過度な外力が搬送物に加わらず、顆粒やペレットなどの粉化や粒破壊の無い搬送が可能。
- 対象材料に応じたヒータ選定が可能。
標準対応
- 連続処理
- 乾式対応製品
- インバータ
可変速 - 新規設計
製品概要
振動コンベヤ上部ケーシングに発熱体を装着し、材料を搬送過程で乾燥させる装置です。
搬送トラフはベースのスプリングに支持され、中央部には振動発生用のモーターが左右2台固定されています。搬送トラフとクッションバネの共振による同調運動で対象物を搬送させます。トラフと上部ケーシングはジャバラ連結されており、搬送振動が上部ケージングに伝播しない構造となっています。ケーシング内面には電熱ヒーターが配置され、トラフを移動する材料を加熱・乾燥させます。発熱体は遠赤外線セラミックヒータやカンタルヒータ等、用途に合わせて選定が可能です。排風はトラフ上部より行います。
振動によってトラフが降下すると、トラフ上の搬送物も自然落下しますが、落下途中でトラフ振幅が上方向に変化しトラフと衝突して前方向に弾き飛ばされます。この動作繰り返して、トラフ上の材料が前進します。振動によってトラフ搬送面と材料の接触が少なくなり、過度な外力が搬送物に加わりません。また、振動で材料が流動化して均一な加熱乾燥や蒸発分放出が可能です。
電熱ヒーター容量は、搬送距離や材料の比熱・含水率に応じて設定します。遠赤外線ヒーターは、波長領域が 3μm~1000μmの遠赤外線を発生させます。水やプラスティックなどは、吸収波長領域が2μm~20μm間のものが多く、遠赤外線を吸収し易く加熱効率が向上する特徴があります。
オプション対応
■ 乾式 / ■ 湿式 / ■ 熱 / ■ ガス / ■ 材質
トラフ及び投入・排出ラインを気密構造としてガス雰囲気置換が可能です。置換ガスは微陽圧として、パージします。 | |
パンチングトラフの2重構造として、パンチングトラフ上下の材料を分級排出することが可能です。 材料の粒径や形状により、開口率やスクリーン目開きサイズを決定します。 |
|
材料の比熱や含水率、加熱温度に応じて電熱ヒーターユニットを選定します。ヒーターユニットは0.6kW/ヶとなります。 発熱体は遠赤外線セラミックヒータやカンタルヒータなど、各種容量の選択が可能です。 |
※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。