PRODUCTS製品案内

ゴーズグレンダーGAUZE GRINDER

2本のローターで、W状に張った金網上の材料を強制的に摺動通過させる整粒・造粒機

  • スクリーン目開きから材料を強制通過させて整粒を兼ねた解砕や造粒が可能。
  • 金網目開きの選定により、均一な目的粒径の造粒・整粒が可能。
  • コンタミネーションを考慮したローターと金網材質の選定が可能。

標準対応

  • 連続処理
  • 乾式対応製品
  • インバータ
    可変速

製品概要

W状に張られた金網半面に、超硬シャフトで構成されたケージローターが接する形で装着されています。固定された半円周の金網上をローターが回転し、金網とローター間に入り込んだ材料を、強制的に金網目開きから摺動通過させて造粒と整粒を行います。目的とする整粒・造粒サイズは、金網目開きの選定により決定します。金網は消耗品のため、定期的な交換が必要です。オプションのカードリッジ式の金網供給装置を取付けた場合は、摩耗した金網面を巻き取って新しい面をスライド配置することが可能です。

●ゴーズグレンダーは、細粒品(4~16mesh)製造用途を対象とします。
 *meshは、25.4mm(1inch)の一辺にある網目の数を表します。

●大塊の粗砕・中砕やフィルタープレスケーキなどの湿粉には、投入口径の広いシングルゴーズグレンダーを使用します。

1. 整粒・造粒原理

2. ケージローター

1. 整粒・造粒原理
W状に張られた金網半面の上でケージローターが回転し、金網とローター間に入り込んだ材料を強制的に金網目開きから摺動通過させます。

2. ケージローター(金網未装着、排出側より)
超硬シャフトと角バーで構成されたケージローターです。材料は、ケージ隙間から金網上に落下しローター回転により金網目開きから押し出されます。

3. ローター配置

4. カードリッジ式金網供給

3. ローター配置
2本のケージローターが投入口下部に配置されています。ケーシング前面扉を開き、金網交換を行います。金網の張力調整は、両サイドに設置されたテンショナーで行います。

4. カードリッジ式金網供給
オプション機構です。ケーシング前面扉を開かず金網テンショナーを緩め、巻き取りシャフトを回転させて摩耗金網面をスライドさせます。

オプション対応

乾式 / 湿式 / 熱 / ガス / 材質

材料の特性(含水率・硬度・コンタミ)に応じて、ケージシャフトや金網材質を選定します。
各種の金属やセラミック、樹脂材料による製作や表面処理に対応致します。
予め巻いた長尺金網のカードリッジをケースにセットし、金網摩耗に伴って新しい金網面を供給します。
金網テンショナーを緩め、巻き取りシャフトを回転させて摩耗金網面をスライド移動させる構造となります。
ケーシングの前後を気密構造としてガス雰囲気置換が可能です。置換ガスは微陽圧として、パージします。
造粒品の排出部は、下流機器を密閉構造とし大気遮断を行う構造となります。

※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。

シリーズ

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型式

スクリーン幅

(mm)

電動機

(kw)

外形寸法 (mm)

機長L

機幅W

全高H

GG-300

300 3.7 1,000 900 1,280

GG-500

500 4.5 1,100 900 1,300

GG-600

600 5.5 1,270 900 1,380

 

※上記型式以外にも各種ラインアップを揃えています。

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