PRODUCTS製品案内
バイブロアクチベーターVIBRO ACTIVATER
振動による材料流動化で、偏析防止と排出能力の向上に対応した供給機
- 特殊バッフルを採用し、材料排出時の偏析を防止。
- 振動排出により、貯槽内のブリッジやラットホールの解消が可能。
- 貯槽を直胴化するので、配置高さを抑え大容量の貯槽量確保が可能。
標準対応
- バッチ連続
- 乾式対応製品
製品概要
貯槽下部に設置し、本体を振動させて材料の排出を行います。楕円曲線の断面を有するアクチベータ-鏡板にはバッフルが固定され、フレームには振動モーターが設置されています。貯槽とは、特殊な防振ゴムとサスペンションリンクで吊り下げ連結し、振動による楕円運動によって材料が排出されます。
円錐形状の貯槽では槽中心に微粒子が、槽壁面側に粗粒子が集中する傾向があります。排出口からは、中心部の微粒子がは最初に排出、続いて壁面の粗粒子が排出され偏析が発生します。
バイブロアクチベータ-では、振動によりバッフル側と壁面側の材料が均等に排出されて、偏析が発生しません。また貯槽下部を大開口とし円錐下部を排除するので、高さ寸法を抑えて槽容積の確保が可能です。
1. アクチベータ-構造
停止時は、材料の安息角によってバッフルと鏡板底面の間隙から材料が流出しません。アクチベータ-が振動すると安息角で出来た堆積層の斜面が崩れ、排出口へと流出します。緑色が微粒子、橙色が粗粒子を示します。
2. 実装事例
写真は、吸引式空気輸送機で材料を供給する仕様となります。貯槽は円錐下部が不要となり、高さ寸法を抑えて容積確保が可能です。
3. 内部バッフル
バッフルはアクチベータ-鏡板部に固定され、本体と共に振動して材料の流動化を行います。鏡板部に対しオーバーハングするようバッフル径は大きく設定されます。
4.振動モーター
アンバランスウエイトモーターにより、アクチベータ-の振動を発生させます。加振力はウエイトのラップ代で調整可能です。
オプション対応
■ 乾式 / ■ 湿式 / ■ 熱 / ■ ガス / ■ 材質
バイブロアクチベーターの選定に伴い、貯槽の設計製作に対応します。 材料特性(嵩密度・安息角・粒径)や仕込み容量をご提示下さい。既設の貯槽改造も対応可能です。 |
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ホッパー及び排出ラインを気密構造としてガス雰囲気置換が可能です。置換ガスは微陽圧として、パージします。 ドライエアーなど露点温度管理を行う、雰囲気にも対応も可能です。 |
※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。