PRODUCTS製品案内

鬼歯ロールクラッシャーASTERISK BLADE CRUSHER

薄板ブレードとロールの差速によるスクラッチ効果で、材料を切断粉砕

  • 左右ロールの差速により、材料噛込みやスクラッチ効果を向上。
  • ロールのブレードとスペーサーは、摩耗部位のみを分解し交換が可能。
  • 個別駆動するロールの回転数・方向・間隙調整で、幅広い条件設定が可能。

標準対応

  • 連続処理
  • 乾式対応製品
  • インバータ
    可変速

製品概要

鬼歯ロールは、星形粉砕ブレードと円形スペーサーを重ね合わせた構造となります。各粉砕ロールは独立駆動で回転する2本のロール間に被粉砕物を通し、ブレードで切断・細分化を行います。ロールクラッシャーと異なり材料に圧力を加えて圧壊しないため、粉化の少ない細粒を得ることが可能です。左右ロールはブレードとスペーサー位置が凹-凸にラップするよう配置され、双方のブレードで剪断と差速によるスクラッチ切断効果を発現しています。ラップしたブレードの間隙が粉砕品のサイズ基準となります。
ロール表面の突起は、ロール上での材料塊の転動を防止し噛込みを促進させます。独立駆動する各ロールの回転速度や方向の調整によって、粉砕条件の変更が可能です。ブレードとスペーサーの形状や幅を変更して、任意にロール形状の変更に対応します。また、摩耗部位のみのブレード・スペーサーの交換も可能です。

●粉化の少ない切断破砕(3~5mm)用途が対象となります。
●造粒品・フレークや成型ブリケットの細分化に対応します。

1. 粉砕挙動

2. 鬼歯ロール

1. 粉砕挙動
左ロールを高速、右ロールを低速に設定し、無機材フレークを細断化します。ロール間は固定され、間隙調整はブレード径で決定します。

2. 鬼歯ロール
薄板ブレードとスペーサーを交互に組み合わせ1本のロールを構成します。左右ロールは互いブレードが凹-凸となるよう配置されます。

3. ブレード・スペーサー

4. ブレード組み合わせ

3. ブレード・スペーサー
薄板ブレードとスペーサーの単体写真です。ブレード形状やスペーサー幅などを任意に組み合わせて粉砕ロールを形成することが可能です。

4. ブレード組み合わせ
左:細粉砕 中:中粉砕 右:粗粉砕として、ブレードを組み合わせた事例です。各ゾーンの排出シュートを区分すれば、異なるサイズの粉砕品の回収が可能です。

オプション対応

乾式 / 湿式 / 熱 / ガス / 材質

材料の特性(硬度・コンタミ)に応じて、ブレード材質の選定が可能です。
各種の金属(SUS304,WCなど)での製作に対応致します。
材料の特性(投入/粉砕サイズ・硬度)に応じて、ブレードの形状を製作致します。
ブレード歯数、板厚、スペーサーなどの組み合わせ対応が可能です。
ケーシングの前後を気密構造としてガス雰囲気置換が可能です。置換ガスは微陽圧として、パージします。
粉砕品の排出部は、下流機器を密閉構造とし大気遮断を行う構造となります。

※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。

シリーズ

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ローラ外径

Φ(mm)

電動機

(kw)

外形寸法 (mm)

機長L

機幅W

全高H

ORC-140

140

1.5 / 0.4

980 840 320

ORC-200

200

2.2 / 1.5

1,020 900 400

ORC-250

250

3.7 / 2.2

1,100 1,050 480

*処理能力は対象材料・粉砕板ギャップによって決定されます。

※上記型式以外にも各種ラインアップを揃えています。

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