PRODUCTS製品案内
磁力選別機MAGNETIC SEPARATOR
Nd磁石など強力な磁力によって磁性/非磁性物質を分離選別する装置
- インラインにおいて材料中の磁性不純物(鉄系金属)を簡易除去。
- 用途に応じて、永久磁石の選定が可能。
- スライド構造や隔壁構造で、製品と磁性異物を容易に分別可能。
標準対応
- 連続式
- 乾式対応製品
- 新規設計
製品概要
表面磁束密度が10,000~13,000ガウスの強力な永久磁石をローラやパイプに組み込み、通過する材料中の鉄系不純物を連続的に除去します。
ディスク形状の磁石が数枚組み合わされ、ローラ形状となっているAR型は主にコンベヤプーリとして使用され、コンベヤ先端排出部で除鉄を行います。
半月型の永久磁石が内蔵固定されたローラー形状となっているBR型はホッパー出口等、上下方向の材料流に配置して除鉄を行います。磁石側面で外周ローラ表面に吸着した不純物は、ローラと共に回転移動し、磁石の無いゾーンでローラの表面から剥離落下し、下部のポケットに回収されます。
CR型はパイプ内部に丸棒形状の永久磁石を挿入した物を格子状に配置し、上部から材料を通過させパイプ表面で不純物を捕集します。パイプユニットは、材料通過シュートからスライド移動させた後、更に永久磁石のみをパイプ内からスライド移動させる事で 表面の不純物を回収する事ができます。
DR型は材料滑落シュート裏面に永久磁石を設置し、滑落中の材料から不純物を分離します。シュート中心の支点でシュートをシーソー反復させてトラップした材料を回収します。
●原料に応じてフェライト系やネオジウム系等の永久磁石の選択が可能です。
●パイプスライド機構やシーソー反復機構により、清掃・異物回収を容易に行えます。(CR型/DR型)
【ローラ型/AR・BR】 回転ローラーに磁石を組み込み、通過する材料中の磁性不純物を分別除去します。AR型はベルトフィーダー構造となり先端ローラ部で磁選をおこないます。BR型は、シュートやホッパー排出部に設置します。ローラ内に半月型磁石内蔵し、外周ローラの回転によって磁性不純物を分離します。
【バー型/CR】 パイプ内部に丸棒形状の永久磁石を挿入した物を格子状に配置し、上部から材料を通過させパイプ表面で不純物を捕集します。着磁ユニットとマグネットバーはスライド構造となり独立して前後退します。材料ラインからこれらを分離移動させ、磁性不純物を回収します。
オプション対応
■ 乾式 / ■ 湿式 / ■ 熱 / ■ ガス / ■ 材質
用途に応じて、永久磁石の磁束密度や形状の選定が可能です。 Nd磁石・Sm-Co磁石・フェライト磁石に対応します。 |
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磁選方式により、接粉部の材質や材料流動部の形状の設計製作が可能です。 用途や、仕様条件(材料処理量・回収率・温度)などをご提示下さい。 |
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選別機チャンバーを気密構造としてガス雰囲気置換が可能です。置換ガスは微陽圧として、パージします。 前後ラインは、同雰囲気・同圧として連結します。 |
※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。