PRODUCTS製品案内

グラスライニングタンクGLASS LINING TANK

タンク接液面にグラスライニングを施し、耐食性や耐化学反応に対応した撹拌装置

  • 酸性液や金属腐食性の高い溶剤を使用する湿式配合や撹拌・分散に対応。
  • ジャケット構造により、熱冷媒を用い加熱(~200℃)や冷却に対応。
  • タンク気密化して、ガス雰囲気や減圧下での液剤撹拌に対応。

標準対応

  • バッチ連続
  • 冷却
  • 湿式対応製品
  • インバータ
    可変速

製品概要

酸性や金属腐食性を持つ液体を対象とした撹拌装置です。接液部は全てグラスライニング処理を行い、液体との反応を防止します。撹拌動力は槽頂部に配置され、撹拌シャフト貫通部にはドライシールユニットを採用し槽内へのシール液の侵入防止と大気遮断を行います。槽内に配置する液温度計やレベル計についても、グラスライニングされた保護管を使用し、液との反応を防止します。タンク底部の排出バルブにも、接液部にライニング処理が行われています。グラスライニングの施工制約から、複雑な撹拌羽根や端部の鋭角処理が出来ません。

●撹拌槽をジャケット構造として、熱冷媒による液の加熱(~150℃)や冷却処理が可能です。
●多孔質樹脂製のノズルを用い、液中へ気体を導入しバブリング反応が可能です。

【撹拌状況】 3枚後退翼130min-1回転時の水の撹拌挙動です。渦流の状況や撹拌液の粘性に応じて、インバーターで速度調整を行います。

【槽内部】 撹拌羽根は、3枚後退翼(65A)仕様となります。撹拌軸には、液レベルが確認し易いよう色分けのマーキングが施されます。測温抵抗体液温度計、静電容量レベル計についてもグラスライニング処理となります。

【頂部分離】 内面のグラスライニング処理後、高電圧プローブを用いピンホールやクラック検査を行います。接合部のパッキンは対象液によって材質選定します。

オプション対応

乾式 / 湿式 / 熱 / ガス / 材質

液剤の冷却(加熱)を目的として、冷熱媒ジャケット槽の製作に対応します。
材料温度をご提示頂き、ジャケット槽を設計します。伝熱効率から、短時間での熱処理は対応出来ません。
脱気蒸気中の、有機溶剤など揮発成分をコンデンサーで冷却凝集し回収します。
回収対象の物性、濃度などをご提示頂き対応致します。
撹拌槽を気密構造としてガス雰囲気置換が可能です。置換ガスは微陽圧として、パージします。
撹拌槽の前後ラインは、同雰囲気・同圧として連結します。

※上記オプション対応が可能です。各仕様は、別途詳細打ち合わせに基づき決定いたします。弊社営業までお問い合わせください。

シリーズ

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型式

有効容積

(m3/h)

電動機

(kw)

回転数

(min-1)

外形寸法 (mm)

機長L

機幅W

全高H

STG-05

*TOP写真

0.5

0.75 100 1,500 1,500 2,850

 ●材  質:SUS304 接液部グラスライニング

 ●回転数 :1〜100min^-1 インバータ可変速

 ●羽根形状:3本後退翼 液温計兼用バッフルシャフト

 ●付帯装置:撹拌槽ジャケット構造 サイトポートΦ200 静電式レベル計 本体マウント制御盤

※本シリーズは、目的に応じた都度設計となります。ご要望に応じ、様々な仕様に対応いたします。

※上記型式以外にも各種ラインアップを揃えています。

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